国道344号の真室川-酒田、来月下旬にも通行可能 県発表、6区間復旧見通し立たず

AI要約

県は7月の記録的大雨で被災した県管理道路の応急復旧見込みを発表した。

全面通行止めが続いている国道344号の復旧見込みや他の区間の解除見通しが発表された。

復旧見通しは10月下旬から11月下旬までとされている。

国道344号の真室川-酒田、来月下旬にも通行可能 県発表、6区間復旧見通し立たず

 県は19日、7月の記録的大雨で被災した県管理道路の応急復旧見込みを発表した。全面通行止めが続いている国道344号の真室川町差首鍋-酒田市観音寺(規制延長23.1キロ)は、10月下旬に通行可能となる見込み。一方で主要地方道と県道計6区間は復旧の見通しが立っていない。

 県道路保全課によると、国道344号は河川の増水で道路がえぐられたり土砂が流入したりする被害が複数箇所で確認された。応急復旧で片側交互通行となる見通し。河床が削られた影響で不安定になっている新庄市北町の国道458号鍛冶橋(同0.1キロ)は、被災前から計画していた河川改修の一環で架け替えを進める。

 他の全面通行止めの解除見通しは次の通り。

 ▽鶴岡市田麦俣の旧国道112号(同9.4キロ)=9月30日▽遊佐町杉沢の県道杉沢南鳥海停車場線(同0.2キロ)=10月中旬▽酒田市草津の県道鳥海公園青沢線(同2キロ)=11月下旬