リニアのボーリング調査 静岡県境から300m以内に到達 前知事が「待った」かけた経緯 山梨

AI要約

リニア中央新幹線南アルプストンネルの建設工事が進行中で、ボーリング調査が山梨県側から静岡県境に接近したことが発表された。

静岡県の川勝前知事が調査中止を要求していたが、鈴木康友知事の就任後は容認され、調査が続行されることになった。

両県知事は10月5日に山梨工区の調査現場を視察する予定となっている。

リニアのボーリング調査 静岡県境から300m以内に到達 前知事が「待った」かけた経緯 山梨

 リニア中央新幹線南アルプストンネルの建設工事を巡り、JR東海は19日、山梨県側から進めていたボーリング調査が静岡県境から300m以内に到達したと発表しました。

 県境300m以内の調査を巡っては静岡県の川勝前知事が水の減少を訴え、「待った」をかけた経緯があります。

 しかし、鈴木康友知事の就任後、県の工事に対する姿勢は軟化していて、17日には静岡県内でのボーリング調査を容認したところでした。JR東海は今後も継続して調査を続ける方針です。

 なお、10月5日には山梨・静岡両県の知事が山梨工区のボーリング調査の現場を視察する予定です。