元警察官の男に有罪判決 捜査資料の女児の写真などを撮影 広島地裁

AI要約

広島地裁が元警察官に有罪判決を言い渡す。被告は児童ポルノの撮影や盗撮を行い、懲役10か月・執行猶予3年の判決を受ける。

事件は2023年に発覚。捜査資料の女児の裸の写真を撮影したり、商業施設で盗撮を行ったことが明らかになる。

裁判官は被告の行為を厳しく批判。被害者との示談成立もあり、判決は懲役10か月・執行猶予3年となる。

元警察官の男に有罪判決 捜査資料の女児の写真などを撮影 広島地裁

元警察官の男に有罪判決です。捜査資料の女子児童の裸の写真を撮影した罪などに問われている男に、広島地裁は懲役10か月・執行猶予3年を言い渡しました。

判決を受けたのは、呉警察署の元巡査長・吉屋薫被告(38歳)です。

判決によると吉屋被告は2023年、呉市内の交番勤務中に捜査資料の女児2人の裸の写真をスマートフォンで撮影したほか、安芸郡府中町の商業施設で女性のスカートの中を複数回、小型カメラで撮影しました。

19日の判決公判で、小川貴紀裁判官は「犯罪を阻止すべき立場にあるにもかかわらず、性的欲求を満たすなど身勝手な動機で犯行を重ねた」と指摘しました。

一方、一部の被害者との間で示談が成立しているなどとして懲役10か月・執行猶予3年の判決を言い渡しました。

(2024年9月19日放送)