【神戸ストークス】21日から天皇杯、「攻守切り替え 速いバスケを」
プロバスケットボール・B2神戸ストークスが、9月21日から始まる天皇杯・2次ラウンドに臨む。新HCや外国籍選手の加入でチームが大きく変化しており、攻守の切り替えが速いバスケットボールを目指して猛練習を続けている。
クルニッチHCが掲げるのは、攻守の切り替えが速いバスケットボールで、アグレッシブな守備から素早い攻撃への展開を重視している。キャプテンの渡邊翔太も新HCの方針について「けっこうハードに練習しているが、チーム全体に浸透してきている」とコメントしている。
天皇杯・2次ラウンドでの初戦はB1の仙台89ERSとの対戦で、大きな挑戦が待ち受けている。新HCを迎えて新しいスタイルに挑む神戸ストークスの試合結果が注目される。
プロバスケットボール・B2神戸ストークスが、9月21日から始まる天皇杯・2次ラウンド(広島会場)に臨む。
8月に新ヘッドコーチ(HC)のプレドラッグ・クルニッチ氏(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 56歳)が着任。
初来日の新外国籍選手3名も揃い、連日、猛練習を続けている。
クルニッチHCが掲げるのは、<攻守の切り替えが速いバスケットボール>だ。
強度の高い守備で失点を防ぎ、ボールを得た瞬間、素早く攻撃に転じる。
9月12日の新体制発表会でクルニッチHCは、「ディフェンスではアグレッシブに前線からプレッシャーをかけていく。オフェンスでは速いテンポで走ってプレイしたい」と自らの“哲学”を語った。
今シーズンからキャプテンを務める渡邊翔太(神戸市出身 関西学院高-関西学院大 31歳)は、新HCになって、「けっこうハードに練習している。いい感じだ」と語る。
「(HCの方針は)チームにだんだん浸透してきた。体力的にも大変だが、頑張って付いていこうと思う」。
神戸ストークスは、天皇杯・2次ラウンドの初戦(4回戦)で、格上のB1・仙台89ERSと対戦する(21日13時開始)。
練習を終えて取材に応じたクルニッチHCは、
「B1仙台は強いチーム。自分たちには大きな挑戦だ。最大限の準備と最大限の集中でもって仙台戦に臨む」と意気込んだ。
勝ち上がれば22・23日と試合が続く。
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神戸ストークス×仙台89ERSは、JBA(日本バスケットボール協会)の公式YouTubeチャンネルでライブ配信される。
B2リーグ開幕は10月5日に迫っている。
その前哨戦となる天皇杯で、神戸ストークスは新しいスタイルを見せてくれるか。
(浮田信明)