白糠線廃線40年記念小型印 缶バッジに

AI要約

北海道の白糠郵便局が白糠線廃線40年記念の小型印を題材にした缶バッジを販売している。

小型印は全国でも初めてのバッジ化で、鉄道マニアからの支持を得ている。

バッジは4種類のデザインで、期間限定販売されている。

白糠線廃線40年記念小型印 缶バッジに

 北海道の白糠郵便局(藏本博幸局長)は、同局などで期間限定で押印している白糠線廃線40年記念の小型印を題材にした缶バッジを作製した。小型印のバッジ化は全国でも初めてで、10月22日まで同局で販売している。

 小型印は昨年、町内の郵便局と釧路市立博物館が共同で作製したもので、同局と茶路、縫別、北進の各簡易局で10月22日まで押印している。同線で最終日に運行されたさよなら列車や、終着駅の駅名標などを図案化しており、全国の鉄道マニアから好評で、同局には1000通以上の押印依頼が届いた。同局の利用客から「缶バッジかなにかで、消印をグッズにできないか」との声が上がったのをきっかけに、押印期間が終われば見られなくなる小型印を形にして残そうと、バッジ化を決めた。

 バッジは4種類の小型印のデザインをそのままに、各100個ずつ製作。いずれも一つ300円で、同局で販売している。簡易局では取り扱っていない。道外からも購入の問い合わせが届いており、藏本局長は「小型印バッジが買えるのは白糠局だけ。期間限定なのでお早めにお求めいただき、白糠の観光も楽しんでいってほしい」と話している。