リニューアルにAI活用!?隠れたベストセラー「島根県民手帳」2025年版販売開始(島根・松江市)

AI要約

島根県が長年発行し続けている島根県民手帳の来年版が今年も9月18日から販売開始となりました。

アナログの見本のような手帳ですが、その製作過程にはすでにデジタル技術が使われていました。

島根県民手帳はデジタル全盛の中でも根強い人気があり、今年もリニューアルされて使いやすいものとなっています。

リニューアルにAI活用!?隠れたベストセラー「島根県民手帳」2025年版販売開始(島根・松江市)

島根県が長年発行し続けている島根県民手帳の来年版が今年も9月18日から販売開始となりました。隠れたベストセラーとして知る人ぞ知る存在で、デジタル全盛時代に、いかにもアナログなアイテムですが、そのリニューアルにはAIが活用されていました。

9月18日から販売が始まった来年版の島根県民手帳。

島根県が1958年・昭和33年から毎年発行し続けている手帳の最新版で毎年約5000部が売れる隠れたベストセラー商品です。

島根県職員:

「島根県民手帳の新しい名前について『島根県民手帳』と『しまねっこ手帳』のどちらが良いか聞きました」

これは去年、手帳製作を担当する部署でAI・チャットGPTを使い翌年のリニューアルについて協議していた場面です。

アナログの見本のような手帳ですが、その製作過程にはすでにデジタル技術が使われていました結局、県民手帳という名前を使い続けることとしたうえで、表紙をリバーシブルにしたり見開き2週間から1週間にレイアウト変更するなど大幅なリニューアルが施されました。

そして販売初日の18日、早速県職員らが買い求めていました。

購入した県職員:

「10年ぐらい毎年購入しています」

Q手帳のメリットは?

購入した県職員:

「紙に書くことで頭の中を整理することができる」

「手帳が手元に無い時はスマホを使っているけど後から手帳に書き写したりしている」

スマホなどデジタル機器全盛のなかでも根強い人気です。

島根県統計利用推進室・林美夏室長:

「県職員だけでなく県外からのリピーターの方も多い。今年も内容をリニューアルして使いやすいものにしたので手に取って欲しい」

島根県民手帳は県内の市町村役場や一般書店などで販売されています。