冷え込みで色づくリンゴ 果樹園も厳しい残暑に困惑…見た目もおいしいリンゴを届けたい 福島・会津若松市

AI要約

福島県会津若松市では、9月17日に31.6℃まで気温が上昇し、厳しい暑さが続いていることが報告された。

果樹園「がぶりガーデン」では、ブドウが食べごろとなり、訪れる人々が暑さを忘れて楽しんでいる一方、リンゴは残暑の影響で色づきが遅れている状況が伝えられた。

果樹園のオーナーは、暑さとの戦いを通じて美味しいリンゴを育てたいと意気込んでいる。

冷え込みで色づくリンゴ 果樹園も厳しい残暑に困惑…見た目もおいしいリンゴを届けたい 福島・会津若松市

9月17日は、秋を感じさせない陽射しが降り注いだ福島県会津若松市では、日中の最高気温が31.6℃まで上がった。2024年は会津若松市で30℃を超える真夏日は、9月17日を含め75日となり過去最多を更新するなど、厳しい暑さが続いている。

この暑さで賑わいを見せていたのが、会津若松市北会津町にある果樹園「がぶりガーデン」。訪れる人のお目当ては、食べごろを迎えたブドウだ。「暑いけど、日差しよけみたいにブドウがあるのでいい」「会津は元々涼しい時期が少ないので、夏からすぐ冬が来るのでは」と話し、ブドウを味わっていた。

一方、残暑の影響が出ている果物もあった。朝の冷え込みで色づくリンゴだが、2024年は朝も気温が高い日が多く、この果樹園では半数ほどのリンゴが青いままだという。

がぶりガーデンの星健一さんは「日中の暑さと朝の温度の差が出てくれば、非常においしいリンゴができるはず。暑さとどう向き合っていくかが大切になっていく」と話し、味に問題はないが赤いリンゴを届けたいと考えている。