「娘が馬乗りで刺されている」助け求めた同居の母 妻への殺人未遂容疑で50歳の夫逮捕 熊本・菊陽町
熊本県菊陽町で妻を包丁で刺して殺害しようとした50歳の夫が逮捕された。
妻は重傷を負ったが意識はあり、母親から助けを求められた。
夫はおとなしくトラブルがなかったため、近所の人々に驚きを与えた。
9月17日未明、熊本県菊陽町の住宅で妻を包丁で刺して殺害しようとしたとして、50歳の夫が現行犯逮捕されました。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、菊陽町津久礼(つくれ)の自称・無職の50歳の夫です。警察によりますと、夫は9月17日午前3時半すぎ、自宅で40代の妻を包丁で刺し殺害しようとした疑いが持たれています。
記者「近所の住民によりますと、被害者の女性の母親から『娘が(娘の夫から)馬乗りになって刺されている』と助けを求められたということです」
妻は顔や手足に複数の切り傷を負いましたが、病院に運ばれた時、意識はあったということです。
同居する妻の母親の通報を受け警察が駆けつけた際、夫は自宅にいて、近くからは凶器とみられる刃渡り十数センチの包丁が見つかっています。
――夫はどんな人?
近所の人「おとなしい人。トラブルは聞いたことがない」
夫は警察の調べに対し明確な返答ができない状態で、容疑を認めているか否認しているか分からないということです。
警察は関係者に当時の状況を聞くとともに、夫の責任能力の有無についても調べることにしています。