「厳しくしつけたい」両親が10歳未満の息子の手足を縛り柵の中に閉じ込める 日常的に虐待の可能性 “監禁”の疑い

AI要約

長野県で小学生が両親によって監禁される事件が起き、逮捕された父親と母親の詳細が明らかになった。

父親は2年前に学校に厳しいしつけを相談しており、今回の事件に繋がっていた可能性が指摘されている。

男子児童は救出された際に軽いけががあり、日常的に虐待を受けていた可能性が警察によって調査されている。

「厳しくしつけたい」両親が10歳未満の息子の手足を縛り柵の中に閉じ込める 日常的に虐待の可能性 “監禁”の疑い

小学生の息子を「監禁」したなどとして両親が逮捕された事件。父親は2年前、学校に「厳しくしつけたい」などと相談していたことがわかった。学校側は虐待につながらないか男の子の様子について注意していたという。

逮捕監禁の疑いで逮捕されたのは長野県小県郡に住む自称会社員の34歳の父親と自称パート従業員の28歳の母親。

2人は9月9日から10日の朝にかけて自宅で10歳未満の小学生の息子の両腕と両足を粘着テープで縛りストーブを囲う柵の中に閉じ込めるなどした疑いがもたれている。

教育委員会によると9月10日、男子児童が登校後、担任に「家で嫌なことがあった」などと相談。その後、小学校から連絡を受けた児童相談所が保護した。

小学校によると、2年前、父親から箸の持ち方や食事のマナーなどについて男子児童を「厳しくしつけたいがうまくいかない」と相談があったという。

学校側はそれ以降、虐待につながらないか男子児童の様子を注意していたという。

男子児童の体には複数カ所に軽いけががあり、警察は日常的に虐待していた可能性もあるとみて調べている。

(長野放送)