「広島県身体障害者福祉大会」神石高原町で初開催 障がい者への理解を深める 

AI要約

神石高原町で初めて開かれた「県身体障害者福祉大会」では、障がい者支援の課題や災害時の支援体制について話し合われました。

大会では災害時の障がい者支援体制の早急な構築を求める決議文が採択され、29人が障がい者福祉の向上に貢献した表彰を受けました。

田原芳子さんは、障がい者支援に尽力する障がい者相談員として知事表彰を受賞し、障がいのある自分だからできることを伝えていく意欲を示しました。

「広島県身体障害者福祉大会」神石高原町で初開催 障がい者への理解を深める 

TSSのふるさと通信員から届いた地域の話題です。

身体障がい者への理解を深めようと、神石高原町で「県身体障害者福祉大会」が開かれました。

神石高原町で初めて開かれた大会には、県内各地の身体障がい者の代表や行政機関の代表が集まり現状の課題について話し合いました。

大会ではことし1月に発生した能登半島地震で福祉避難所の開設に遅れが出たことを踏まえ、「災害時における障がい者の支援体制の早急な構築」を行政に求める決議文が採択されました。

また、障がい者福祉の向上に貢献した29人の表彰も行われ、開催地の神石高原町からは障がいがありながらも相談員として活動するなど、当事者として長年障がい者支援に尽力してきた田原芳子さんが知事表彰を受賞しました。

【知事表彰・田原芳子さん】

「障害のある自分だからできることを皆さんに伝えていけたらいいなと思っています」