子供参加しやすく工夫 松阪しょんがいソーラン推進委 三重・松阪

AI要約

松阪しょんがいソーラン推進委員会は、子供向けのしょんがいソーラン練習会を開催。市民交流と街の活性化に貢献している。

未就学児から小学生まで約25人が参加し、熱心に踊りの練習を行った。

氏郷まつりで踊る子供たちを募集中で、さらなる練習会が予定されている。

子供参加しやすく工夫 松阪しょんがいソーラン推進委 三重・松阪

 松阪しょんがいソーラン推進委員会(櫛谷友美会長)は14日午前10時から、三重県松阪市上川町のワークセンター松阪で11月3日に開かれる「氏郷まつり」で披露するしょんがいソーランの子供向けの第1回練習会を行った。小学生や保護者ら約25人が参加して、踊りを教わりながら汗を流した。

 同委員会は、市指定無形民俗文化財の「松阪しょんがい音頭と踊り」をアレンジして、若い世代や子供たちが踊れる〝元気バージョン〟を作りたいと思ったのがきっかけで2005(平成17)年1月に発足。「しょんがい踊り」に「よさこいソーラン」の要素を加えて仕上げたリズミカルな「しょんがいソーラン」を祇園まつりや氏郷まつりなど各種イベントや祭りで披露。市民の交流を深め、街の活性化につなげている。

 この日は、未就学児から小学生を中心に練習が行われた。子供たちは指導者らが踊る手本を見ながら、真剣な表情で振り付けを覚えた。最初はぎこちなかった子供たちも、慣れてくると曲に合わせてリズムよく体を動かし、終盤にはこつをつかんで上手に踊る姿が見られた。

 市立阿坂小学校2年・川本つばささんは「細かいところは難しかったけど楽しかった。ダンスが得意で好き。本番が楽しみです」と話した。

 同委員会では、氏郷まつりで踊る子供たちをさらに募っており、21日と10月5日のいずれも午前10時から同センターで子供向けの練習会を実施する。一般向けも同月21、28日に川井町の子ども支援研究センターで行う。

 問い合わせは櫛谷会長TEL 090(7913)1192 へ。