アプリで姿勢判定「Ai抱っこ」で抱っこの達人を目指そう
子どもを抱っこするのは、実はとても難しい。佐賀大学の大学院生が開発したアプリを使った抱っこ姿勢判定・相談会が行われた。
抱っこ姿勢判定アプリ「Ai抱っこ」では、適切な抱っこ姿勢をチェックし、改善の余地があればアドバイスを提供している。
正しい抱き方をすることで、体の痛みが軽減され、子どもも楽になる。アプリの改良は子育て世代の手助けとして続けられている。
子どもを抱っこするのは、実は「とても難しい」?
赤ちゃんが楽に、自分も体が痛くならない…その「姿勢の改善」に向け、佐賀大学の大学院生が開発したアプリを使った抱っこ姿勢判定・相談会が16日、佐賀県唐津市で開かれました。
抱っこ姿勢判定アプリ「Ai抱っこ」。
助産師で、女性の健康が専門の佐藤珠美・佐賀大名誉教授が、理工学部に「姿勢チェックができるアプリを作って」と相談したことから誕生しました。
ふだんは1歳児のクラスを持つ2年目の保育士さんが人形を抱っこすると・・・判定は「65点・改善の余地あり」。
判定のポイントは肩のバランス、わきの開きなど5つ。
「肩を軽く下げて」などアドバイスが表示されます。
そのアドバイスで抱っこの姿勢を変えると、判定は84点「抱っこの達人」に。
保育士さんは「子どもたちも楽になるだろうし、自分も力を入れずに楽に抱っこできていた」と話していました。
5歳の男の子を抱っこした20代のお母さんは・・・「54点・改善の余地あり」。
佐藤先生のチェックとアドバイスは、「首周りにつかまるようにして抱くと、ちょっと軽くなる」子どもにも「ママをぎゅっとして。そうそう上手ね。」
佐藤先生曰く、「正しい抱き方をしていれば、体の痛みも軽減されるかなと思います」とのこと。
子育て世代のお母さんお父さんの手助けにと、「Ai抱っこ」の改良は続きます。