延岡高校の生徒が診療所を訪問 進路選択の参考に…地域医療の役割を学ぶ
延岡市の大貫診療所を訪れた延岡高校メディカルサイエンス科の生徒たちが、地域医療の役割や医師としてのモチベーションについて学んだ。
榎本雄介院長が地域医療の重要性や患者とのコミュニケーションの大切さを説明し、生徒たちはその姿勢に感銘を受けた。
延岡高校ではメディカルサイエンス科を通じて診療所や医療関係の企業訪問が続けられ、生徒の進路選択の参考になっている。
医療分野への進学を目指す高校生が延岡市の大貫診療所を訪れ、地域医療の役割などについて学びました。
大貫診療所を訪れたのは、延岡高校メディカルサイエンス科の3年生13人です。
榎本雄介院長は15年前に医師不足が続く延岡市で診療所を開業。
生徒たちを前に地域医療の役割について「地域作りとリンクしながら住民の幸せをサポートする事も担っている」と説明しました。
また、医療現場で働き続けるうえで、地域の人たちを愛する事がモチベーションにつながっていると話しました。
(延岡高校の生徒)
「地域との関わりを大切にしているところがすごいと思いました。患者さんとコミュニケーションをとって、笑顔を増やせる歯科医師になりたい。」
メディカルサイエンス科の新設以来、診療所や医療関係の企業への訪問が続けられ、延岡高校では生徒達の進路選択の参考にして欲しいとしています。