ナゴパイナップルパークの缶詰とジュース、今年も販売開始 砂糖不使用が売り

AI要約

ナゴパイナップルパークが自社ブランド「ロイヤルスウィート」を使った商品の販売を開始

「ロイヤルスウィート」は糖度13度以上のパイナップル品種を使用しており、砂糖を加えず甘みを生かしている

今年の販売本数は500缶の砂糖の入っていないパイン缶詰と1万5000本のパインジュースで、各地の店舗でも販売予定

ナゴパイナップルパークの缶詰とジュース、今年も販売開始 砂糖不使用が売り

 ナゴパイナップルパーク(名護市為又、TEL 0980-53-3659)が今年も、自社のパイナップルブランド「ロイヤルスウィート」を使った商品の販売を開始した。(やんばる経済新聞)

 同ブランドは、パイナップル品種「スムースカイエン」の中でも糖度13度以上の果実を選定して加工した商品。今夏はやんばるエリアの契約農家10軒から150トンを仕入れ、8月下旬に製造した。

 9月12日にはお披露目会を行い、「砂糖の入っていないパイン缶詰」(1,380円)と「砂糖の入っていないパインジュース」(1,960円)を試食してもらったほか工場見学を行った。砂糖を加えず素材の甘みを生かしているのが特徴で、2003(平成15)年に製造販売を開始している。

 今年の販売本数は、缶詰=500缶、ジュース=1万5000本。同パーク内のほか、北谷のセレクトショップ「Pineapple Pineapple +y」や土産物店「那覇空港 国際ゲート内」など同パークのグループ店で販売する。

 同パークを運営する名護パイナップルワイナリーの安里清高社長は「今年は猛暑の影響が心配されたが、良いパイナップルができた。リピーターが多く人気も高いブランド。パイナップル農家の生産意欲向上やおいしさの発信もコンセプトの一つ。質の高い商品を提供していきたい」と話す。