教職員2人を免職処分 学校栄養職員が給食の食材費800万円横領 三島町でも職員を懲戒免職【福島】

AI要約

福島県内の教職員2人が給食の食材費や勤務時間に関する経費を不正に横領したことが発覚し、免職処分を受けた。

免職処分を受けた教職員の内訳や不正行為の内容が明らかになり、県内での不正行為に対する厳しい措置が取られている。

また、三島町では町職員も公費を私的に使用するなどの不正行為があり、懲戒免職処分を受けた。

教職員2人を免職処分 学校栄養職員が給食の食材費800万円横領 三島町でも職員を懲戒免職【福島】

給食の食材費をわざと切り詰めて浮いたカネを横領するなど2人の福島県の教職員を免職処分とした。

免職処分を受けたのは、郡山市立橘小学校の馬場美帆学校栄養職員(42)と浅川町立浅川中学校の辻川弘毅主事(31)。

馬場学校栄養職員は、以前勤務していた郡山市の小学校で2年にわたって給食の食材費をわざと切り詰め、浮いた経費約800万円を学校の口座から横領したということだ。

また、辻川主事は、自身の勤務時間に関する書類を改ざんし、超過勤務手当を本来より約47万円多く受け取った。

今年度、免職処分となった福島県内の教職員は10人にのぼっている。

一方、福島県三島町は、公費で私的に使うパソコンを購入するなどした30代の町職員を懲戒免職処分とした。