12日駆除されたメスのクマ おととし三角山で男性2人を襲ったクマと同じ個体か 札幌市・西区

AI要約

札幌市西区で12日駆除されたメスのクマは、おととし三角山で巣穴調査中の男性2人を襲ったクマと同じ個体とみられる。

札幌市西区の小別沢で、体長1.4メートル体重114キロのメスのクマが駆除された。

メスのクマの子どもとみられる2頭が自動撮影カメラに写っており、住民に注意が呼びかけられている。

札幌市西区で12日駆除されたメスのクマについて、おととし3月に三角山で巣穴調査中の男性2人を襲ったクマと同じ個体とみられることがわかりました。

札幌市西区小別沢で12日午前、体長およそ1.4メートル体重114キロのメスのクマ1頭が箱わなにかかり駆除されました。

今年4月から西区内で目撃が相次いでいた親子グマ3頭のうちの母グマとみられています。札幌市によりますと、このメスのクマについて、首元に白い特徴的な模様があることからおととし3月、三角山でクマの巣穴調査をしていたNPO法人の男性2人を襲って重軽傷を負わせたクマと同じ個体である可能性が高いことが新たにわかりました。

13日未明にはメスのクマが捕獲された付近の自然歩道でこのクマの子どもとみられる2頭が自動撮影カメラに写っていて札幌市が付近の住民に注意を呼びかけています。