「キャバクラ、スナック、何でも行けます」私服警官に声かけ 客引き容疑で30代の男を現行犯逮捕 熊本

AI要約

熊本市で30代の男が客引きをして現行犯逮捕される。

男は無職であり、警察官に対して4000円や5000円でキャバクラやスナックに誘導。

熊本県では客引きに関する通報が増加し、警察が取り締まりを強化。

「キャバクラ、スナック、何でも行けます」私服警官に声かけ 客引き容疑で30代の男を現行犯逮捕 熊本

12日夜、熊本市で客引きをしたとして30代の男が現行犯逮捕されました。

熊本県迷惑行為等防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、住所不詳で無職の男(36)です。

男は12日午後10時25分ごろ、熊本市中央区下通にある栄通りで、客引きを取り締まっていた私服の警察官4人組に対し「キャバクラ、スナック、何でも行けます」「スナックなら4000円、キャバクラなら4000円か5000円」などと声をかけ、客引きをした疑いが持たれています。

男は組織に所属しない、いわゆる「フリー」の客引きとみられ、男は警察の調べに対し「客引きをしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。

熊本県内では、今年1月から8月末までの客引きに関する110番通報は148件に上り、去年(2023年)の同じ期間の73件と比べて約2倍に増えていることから、警察が取り締まりを強化していました。

警察は、客引きがきっかけで連れて行かれた店で法外な料金を請求される「ぼったくり」被害が起きていることから、客引きに付いて行かないように呼びかけています。