栃木ブレックス決算 売上高、純利益とも過去最高 平均入場者4741人

AI要約

バスケットボールB1の宇都宮ブレックスの運営会社が12日、去年7月から今年6月にかけての決算を発表し、売上高が4期連続で過去最高を更新し、増収増益となりました。

運営会社の栃木ブレックスによりますと、今年6月期の売上高は、前の年度と比べて6億1000万円ほど増えた、34%増のおよそ24億1200万円で、4期連続で過去最高となりました。最終的なもうけを示す税引き前の当期純利益は、およそ7200万円で前の年度より6100万円以上増えて、過去最高を記録し、増収増益を達成しました。

売上の内訳では、スポンサーやチケット収入、それにグッズ販売の主要部門がすべて過去最高を記録し、特にチケット収入は前の年度より3億円増の、およそ7億9千万円でした。

バスケットボールB1の宇都宮ブレックスの運営会社が12日、去年7月から今年6月にかけての決算を発表し、売上高が4期連続で過去最高を更新し、増収増益となりました。

運営会社の栃木ブレックスによりますと、今年6月期の売上高は、前の年度と比べて6億1000万円ほど増えた、34%増のおよそ24億1200万円で、4期連続で過去最高となりました。最終的なもうけを示す税引き前の当期純利益は、およそ7200万円で前の年度より6100万円以上増えて、過去最高を記録し、増収増益を達成しました。

売上の内訳では、スポンサーやチケット収入、それにグッズ販売の主要部門がすべて過去最高を記録し、特にチケット収入は前の年度より3億円増の、およそ7億9千万円でした。

昨シーズンはワールドカップでの日本代表の躍進で、バスケットボール人気が高まったことを追い風に、ブレックスはレギュラーシーズン、過去最高の勝率をあげて地区優勝を果たす活躍で、飛躍的に入場者が増加したことなどが売り上げを押し上げました。

一方、支出は、円安による外国籍選手の報酬増加などで、全体的に増加しています。

また、2026年から始まる、新たな最上位リーグ「Bプレミア」への参入基準でもあるホーム戦の入場者の数は、平均4741人と過去最高で、基準の一つになる平均入場者数4千人を、2年連続でクリアしました。

藤本光正社長は「今回の決算でコロナ禍の時期に生じた累積赤字を解消できた。これからはBプレミア参入を確実なものにするよう、しっかり進んでいきたい」と話しました。