【台風情報】台風13号は沖縄方面へ その“次の台風の卵” 熱帯じょう乱が日本の南の海上で発生予想 「9月2回目の3連休」21日以降に日本へ影響の可能性は 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【14日~16日3連休までの雨・風シミュレーション】

AI要約

台風13号は強い勢力で沖縄方面へ進んでおり、3連休には沖縄付近にかなり接近する可能性が高い。

台風13号通過後、新たな熱帯低気圧が発生する可能性があり、次の3連休に沖縄方面へと接近する見込み。

アメリカ・ヨーロッパも台風13号について沖縄方面への進路予想を発表しており、注意が必要。

【台風情報】台風13号は沖縄方面へ その“次の台風の卵” 熱帯じょう乱が日本の南の海上で発生予想 「9月2回目の3連休」21日以降に日本へ影響の可能性は 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【14日~16日3連休までの雨・風シミュレーション】

■台風13号は強い勢力で沖縄方面へ その”次の台風の卵”発生か

11日夜現在、台風13号はマリアナ諸島付近にあって、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。

中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から半径220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

気象庁(JMA)

台風13号はこのあと発達しながら北西方向へと進む予想です。暴風域を伴いながら沖縄方面へと進み、3連休には強い勢力となって沖縄付近にかなり接近する恐れが出てきています。3連休に大きな影響を与える可能性が高まっています。

一方、台風13号の西側では対流活動が活発となっていて、雲がまとまりつつあるエリアがいくつか確認することができます。

今週末からの3連休にかけて台風13号が沖縄方面へと進んだあとに、フィリピンの東の海上で“次の台風の卵”となる新たな熱帯じょう乱が発生する可能性があります。

■台風13号通過後 「熱帯じょう乱」発生予想  北上して日本に接近も

ヨーロッパ中期予報センターでは、ある予想時刻の48時間以内に、その場所から300キロ以内に熱帯低気圧が通過する可能性を確率で公表しています。

台風13号が沖縄方面を通過したあとに、日本の南の海上で確率が高くなっているエリアが現れています。これは13号とは別の熱帯じょう乱が発生する可能性を示しています。

この熱帯じょう乱は21日以降の次の3連休に沖縄方面へと接近する可能性があります。その後、東寄りへ向きを変えて本州付近へと進む確率も多少出ています。

■日本・アメリカ・ヨーロッパ各国のアンサンブル予報 3連休の予想は

気象庁(JMA)

アメリカ海洋大気庁(NOAA)

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)

■台風13号の海外進路予想 アメリカ・ヨーロッパも沖縄方面へ

アメリカ海軍(JTWC)

アメリカ海軍も台風13号について進路予想を発表しています。気象庁と同じようなコースで沖縄方面へと進む予想となってます。最大風速をみると沖縄周辺の海域で最も大きくなって発達のピークとなっています。