福岡市の認可保育園が0歳児を段ボール箱で隔離

AI要約

福岡市の認可保育園が手足口病にかかった0歳児を段ボール箱に入れて隔離する不適切な保育を行っていたことが明らかになりました。

保育園では、手足口病に感染した0歳児を段ボール箱に入れるなどの問題行為が行われており、市から改善を求められています。

虐待が疑われる行為だったとして、市は園に注意、改善を促しています。保育園は理由として、他の感染を防ぐためだったと説明しています。

福岡市の認可保育園が0歳児を段ボール箱で隔離

福岡市の認可保育園が、手足口病にかかった0歳児を段ボール箱に入れて隔離する不適切な保育を行っていたとして、市から指導を受けていたことがわかりました。

福岡市によりますと、城南区の認可保育園で7月、0歳の園児が手足口病に感染した際、職員が事務室に段ボール箱を置き、園児を入れて座らせました。

今月4日に事実を確認した福岡市が、虐待が疑われる「不適切な保育」にあたると判断し、園に注意、改善を求めました。

園側は市の聞き取りに、「症状がひどく抱っこしづらい状況で、他の職員や園児の感染を防ぐためだった」としています。

この保育園では、2021年に1歳の園児2人が外に抜け出した際にも、福岡市への報告を怠っていたとして注意と再発防止を求められていました。