ダムの清掃中に転落、男性死亡 福島・喜多方

AI要約

10日午前10時35分ごろ、福島県喜多方市高郷町塩坪の東北電力新郷ダムで、清掃作業中に男性が舟から落ち、死亡した。

男性は東北電の協力企業の社員で、ダムの水面に浮遊するごみの回収作業中で、舟から落ちた原因が調査されている。

舟と陸地をつなぐ係留ロープを外していなかったため、男性が舟から落ちたとされる。男性はライフジャケットを着用していたが、救助された際にはしぼんでいた。

ダムの清掃中に転落、男性死亡 福島・喜多方

 10日午前10時35分ごろ、福島県喜多方市高郷町塩坪の東北電力新郷ダムで、西会津町野沢字下小屋乙、会社員の男性(63)が清掃作業中に舟から落ちた。喜多方署によると、男性は約50分後に水中で発見されたが、死亡した。

 同署によると、男性は東北電の協力企業の社員で、別の作業員と2人で舟に乗っていた。ダムの水面に浮遊するごみの回収作業中だった。同署が原因を調べている。

 東北電によると、舟と陸地をつなぐ係留ロープを外しておらず、舟の発進時にロープが張り詰めた反動で男性が舟から落ちた。男性は緊急時に手動で膨らませるライフジャケットを着用していたが、救助された際にはしぼんだ状態だったという。