新たな「台風」が2個連続して発生へ 3連休に接近か 沖縄付近と日本の南「熱帯低気圧」が発達 進路は?日本への影響は?
気象庁によると、日本周辺に2つの熱帯低気圧があり、いずれも台風に発達する見込み。
沖縄周辺の熱帯低気圧は、10日夜から11日にかけて台風へ発達予定。
暖かく湿った空気の影響で、南西諸島や西~東日本では大雨や強風に注意が必要。
気象庁によりますと、日本周辺にある2つの熱帯低気圧が11日にかけて、いずれも台風へと発達する見込みです。
■沖縄周辺の熱帯低気圧
このうち沖縄周辺にある熱帯低気圧は、10日夜から11日にかけ台風へと発達する見通しです。
10日18時の実況
【種別】 熱帯低気圧
【存在地域】 宮古島の北北西約250km
【進行方向、速さ】 北北西 15 km/h (7 kt)
【中心気圧】 1000 hPa
【中心付近の最大風速】 15 m/s (30 kt)
【最大瞬間風速】 23 m/s (45 kt)
11日06時の予報
【種別】 台風
【存在地域】 東シナ海
【進行方向、速さ】 北西 15 km/h (9 kt)
【中心気圧】 998 hPa
【中心付近の最大風速】 18 m/s (35 kt)
【最大瞬間風速】 25 m/s (50 kt)
11日18時の予報
【種別】 台風
【存在地域】 東シナ海
【進行方向、速さ】 北西 15 km/h (8 kt)
【中心気圧】 998 hPa
【中心付近の最大風速】 18 m/s (35 kt)
【最大瞬間風速】 25 m/s (50 kt)
12日15時の予報
【種別】 熱帯低気圧
【存在地域】 華中
【進行方向、速さ】 北西 15 km/h (9 kt)
【中心気圧】 1006 hPa
この熱帯低気圧周辺や、千島の東に中心を持つ高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の影響で、南西諸島と西~東日本の太平洋側では、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨が降り大雨となる所がある見込みです。
また、熱帯低気圧周辺では気圧の傾きが大きくなり、強い風が吹き、波が高くなる所がある。南西諸島と西~東日本の太平洋側では、11 日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、強風や高波、落雷や突風、局地的には竜巻などの激しい突風に注意。
台風になった後は北西へと進んでいき、12日夜までには熱帯低気圧へ戻る見込みです。