草津白根山 湯釜見学ツアー中止に 群馬・草津町
AI要約
草津町は、草津白根山の火口湖「湯釜」の見学ツアーを気象庁の火山活動資料を元に中止すると発表しました。
火山性地震や地殻変動の増加が懸念され、今後の火山活動の高まる可能性があるため、ツアーの中止を決定したとのことです。
これにより予定されていた湯釜の見学ツアーの全てが中止となり、草津白根山の一部緩和されていた規制も再び厳格化されるかもしれません。
群馬県草津町は、今月２５日から再開する予定だった草津白根山の火口湖「湯釜」の見学ツアーを中止すると発表しました、
これは、気象庁が９日発表した「草津白根山の火山活動資料」をもとに草津町が判断したものです。火山活動資料によりますと、湯釜付近の白根山では、５月下旬以降、火山性地震がやや増加し、６月頃からは湯釜付近の地下で緩やかな地殻変動が始まっているなどとして、今後、草津白根山の火山活動が高まる可能性があると指摘しています。
これを受け草津町では、今月２５日から実施する予定だった湯釜の見学ツアーの中止を決めたものです。ツアーは１０月までに１０回行われる予定でしたが、町では、予約していた４００人にメールや電話で中止を伝えたということです。
草津白根山の湯釜周辺は、２００９年４月から立ち入り禁止規制が続いていましたが、草津町は今年８月下旬に、登山日とエリアを限定して一部緩和を発表していました。
