全国的なコメ不足県内は 阿蘇で新米の出発式【熊本】

AI要約

阿蘇市では新米のコシヒカリが入荷し、値段は去年よりわずかに高い3300円であることが報告されている。

JA阿蘇でも阿蘇コシヒカリの出荷が始まり、全てが1等米と認められるほど品質が高いとされている。

JA阿蘇では今年度、9660トンの出荷を目指しており、生産者がこのお米を多くの人々に届けるために取り組んでいる。

全国的なコメ不足県内は 阿蘇で新米の出発式【熊本】

全国的にコメ不足が心配される中、今年の新米はどうなっているのでしょうか。県内で比較的早くコメの収穫が行われる阿蘇市を取材しました。

阿蘇市にある『道の駅阿蘇』。

市内の農家と直接取引して仕入れたコメを販売しています。

ことしは8月、一時、品薄状態となりましたが現在は随時新米のコシヒカリが入荷しているということです。

値段は去年、5キロ3200円でしたがことしは100円アップの3300円です。

【買い物客】

「(値段が高いとは)そんなに感じなかった」「白米が大好きなのであちこちの道の駅に行っていろんなお米を買って食べてます」

【道の駅阿蘇スタッフ 荒木和行さん】

「(農家によると)新米の方は全く問題はないですよということで、どんどん入ってくるというか、全国的なものとは温度差があるんですけども私の肌感覚で、新米の方は問題ないと考えています」

一方、JA阿蘇でも『阿蘇コシヒカリ』の出荷が始まり、安全祈願祭が10日行われました。

担当者がおよそ500袋のコメからサンプルを抜き取って検査し、全てが1等米と

認められました。

【JA阿蘇稲作部会 立石 翼 部会長】

「今年は台風10号が通過していきましたがJA阿蘇管内は被害も少なく良質なお米が取れていると思います 少しでも多くの方にこのお米を届けるように我々生産者も頑張っておりますので是非一度手に取ってお召し上がりください」

そして新米を載せたトラックはJA職員などに見送られて各地へ出発。

JA阿蘇では今年度、9660トンの出荷を目指しているということです。