「妻の同意があった」妻への殺人未遂の罪に問われた男の初公判
山口地裁で行われた初公判で、妻を首を絞めようとした殺人未遂の罪で起訴された77歳の男の事件が明らかになりました。
被告は妻の同意があったと主張しているが、検察側はそうでないと主張しており、裁判は続くことになります。
事件の結審は12日に予定されています。
妻の首を絞めて殺害しようとしたとして殺人未遂の罪に問われている男の初公判が山口地裁で開かれました。
殺人未遂の罪に問われているのは、山陽小野田市の無職の男(77)です。
起訴状などによりますと、被告は去年12月、当時73歳の妻に馬乗りになり、両手で首を絞めて殺害しようとしたとされています。
きょう(9日)の初公判で被告は起訴内容について「わからない」と述べ、その後弁護側は「殺害には妻の同意があった」と主張しました。
これに対し検察側は同意はなかったとしたうえで、「被告は妻を殺して楽になりたいと思い犯行に及んだ」と主張しました。
裁判は12日に結審する予定です。