「地下水保全や渋滞対策が不十分」 共産党が熊本県知事に『TSMC第3工場の誘致中止』求める申し入れ

AI要約

共産党熊本県委員会がTSMC第3工場の誘致中止を求める申し入れ書を提出

申し入れでは、交通渋滞や農業用地の減少などの問題を指摘

県の担当者は課題に全庁で取り組む姿勢を示す

「地下水保全や渋滞対策が不十分」 共産党が熊本県知事に『TSMC第3工場の誘致中止』求める申し入れ

地下水の保全や交通渋滞などの対策が不十分だとして、共産党熊本県委員会が知事あてにTSMC第3工場の誘致中止を求める申し入れ書を提出しました。

共産党県委員会は木村知事が8月、台湾のTSMC本社を訪れ、県内への第3工場建設を要請したことを受けて、申し入れをしました。

申し入れでは、交通渋滞や農業用地の減少などの問題は深刻化しており、半導体製造で使うフッ素化合物の種類などもJASM側は明らかにしていないなどとして、5項目を理由に中止を求めています。 

県の担当者は「申し入れは知事に報告し、地下水保全や渋滞対策などの課題は全庁挙げて取り組む」としています。