アプリで無料医療相談 茨城・桜川市 妊婦や子育て世帯対象

AI要約

茨城県桜川市が妊婦や子育て世帯向けに医療相談アプリ「リーバー」の運用を始めた。全国56の診療科が登録され、24時間無料でオンライン相談可能。

市内に産科、小児科の専門医が不足しているため、医師との相談体制を整えて子育てや出産をサポートする狙い。

アプリはつくば市の企業「リーバー」開発。桜川市以外でも導入されており、妊婦や未就学児世帯に提供されている。

アプリで無料医療相談 茨城・桜川市 妊婦や子育て世帯対象

茨城県桜川市は、妊婦や子育て世帯を対象に、医療相談アプリ「リーバー」の運用を始めた。アプリには全国56の診療科が登録されており、オンラインで24時間無料で相談できる。

市内に産科、小児科の専門医が少ないため、医師といつでも相談できる体制をつくることで、子育てや出産をサポートする狙い。

アプリは同県つくば市の企業「リーバー」が開発、提供している。市健康推進課によると、つくば市や同県大子町でも同社のアプリを導入しているという。

桜川市では、妊婦、未就学児世帯にアプリを提供する。1世帯につき5人までアプリに登録でき、子どもだけでなく、家族の相談も可能。症状を選択し、具体的な相談内容をメッセージや写真で伝えると、医師から返信が届く。症状に合った市販薬の画像や、対処方法のアドバイスなどが送られてくるという。

子どもが就学年齢に達するまでは、何回でも無料で利用できる。医師を指名する場合は有料となる。問い合わせは同課(電)0296(75)3159。