ワイン用ブドウ、たわわに 茨城・行方の農園 収穫最盛期

AI要約

茨城県行方市でワイン用ブドウの収穫が最盛期を迎えている。海老沢潤さんが営む「葡萄(えび)色エステイト」では手摘みでブドウを収穫している。

畑で栽培される白と黒のブドウ品種に加え、フランス南西部の白ブドウ品種「プティマンサン」も収穫されている。

海老沢さんは4年目のブドウ栽培で、昨年より実のなりがいいと話しており、来春にはワインとして販売する予定だ。

ワイン用ブドウ、たわわに 茨城・行方の農園 収穫最盛期

茨城県行方市でワイン用ブドウの収穫が最盛期を迎えている。同市の海老沢潤さん(58)が営む「葡萄(えび)色エステイト」(同市両宿)では、今年は平年より1週間ほど早い8月26日から収穫が始まり、スタッフやボランティアがたわわに実ったブドウを一房ずつ手摘みしている。

畑約3ヘクタールに白と黒10品種計3千本を栽培。7日はスタッフら10人が、フランス南西部で主に栽培される白ブドウ品種「プティマンサン」を計60キロ収穫。多い日には1人20~30キロ収穫することもあるという。

海老沢さんは同市でブドウ栽培を始めて4年目。「昨年に比べ、実のなりがいい。これからさらに甘みを増すので、いろいろな品種を混ぜて独特の味を出したい」と話した。

収穫作業は9月末までの予定。同県牛久市の醸造場に委託し、来春に赤、白、ロゼのワインとして販売を始める。