「意外と難しかった。巻く時が」児童が挑戦したのは木のストローづくり 県内企業のモノづくりの技を学ぶ 

AI要約

小学生が県内企業のモノづくりの技を学ぶ出前授業が行われました。

児童が木のストロー作りに挑戦し、楽しみながら技術を身に付けました。

鳥取県発明協会による取り組みは、地元企業と学校をつなぐ機会を提供しています。

「意外と難しかった。巻く時が」児童が挑戦したのは木のストローづくり 県内企業のモノづくりの技を学ぶ 

県内企業のモノづくりの技を学びます。

3日、鳥取県鳥取市の小学校で出前授業が行われ、児童が木のストロー作りに挑戦しました。

この出前授業は、県内企業の製品や技術を知ることで、モノづくりに興味を持ってもらおうと、鳥取県発明協会が2017年から実施していて、今年度は16社が参加し20の小中学校で行われます。

この日は、鳥取県智頭町産の木で様々な製品を作っている地元企業の担当者が講師を務め、鳥取市の用瀬小学校の4年生25人が木のストロー作りに挑戦しました。

児童たちは、厚さ0.2ミリほどの薄い木のシートにのりをつけ、棒に巻き付けていきます。

最初はぎこちなかった作業も徐々に慣れ、なかには30分で8本を完成させる児童もいました。

児童

「とても楽しいと思いました」

「意外と難しかった。巻く時が」

鳥取県発明協会 伊藤昭子さん

「まずは楽しんでいただきたいということ。そして、記憶に残していただきたい。自分が将来どのような仕事につきたいか考えた時に、参考になるようになってくれたらいいなと思います」

作ったストローは、のりが乾くのを待ってから両端を切りそろえて使用するということです。