SNSで知り合ったタイ国籍の50代の女「リン」を名乗る人物から200万円だまし取られる 70代男性が被害 ロマンス詐欺事件として捜査 仙台

AI要約

70代男性がSNSで知り合ったタイ国籍の女性から200万円をだまし取られる事件が発生

男性は女性から口座を貸すよう要求され、200万円を振り込んでしまう

警察はロマンス詐欺事件として捜査を行っている

SNSで知り合ったタイ国籍の50代の女「リン」を名乗る人物から200万円だまし取られる 70代男性が被害 ロマンス詐欺事件として捜査 仙台

今年6月から7月にかけて仙台市内に住む70代の男性がSNSで知り合ったタイ国籍の女を名乗る人物から現金200万円をだまし取られました。

警察によりますと、今年6月下旬頃、仙台市泉区に住む70代の男性が交流サイト「フレンドカフェ」で知り合い、LINEで親しくなったタイ国籍の50代の女「リン」を名乗る人物から、「来日した際の生活資金8億円を送金する手続きをしている。このお金を送金するには、日本の口座が必要で、あなたの口座に振り込ませてほしい」と言われました。

その後、男性の元に銀行を装った人物から「口座に入金するためには、約500万円の手数料が必要」などとメールが届きました。男性が「リン」に話したところ、「200万円を準備してほしい」などと言われました。男性は、知人から借りるなどして集めた現金200万円を、銀行で指定された口座に振り込みました。

さらに国際通貨基金からの数百万円の請求が男性に届いたため銀行に相談したところ被害に気づきました。男性は、送られてきたパスポート写真などから「リン」の存在を信用し「惹かれていった」などと話しているということです。

警察は、「リン」が来日後に、男性と交際することを匂わせていたことなどから、男性の好意を利用したロマンス詐欺事件として捜査しています。