ウマい話には乗るな!特殊詐欺撲滅対策官にJRA騎手

AI要約

JRAの若手騎手が特殊詐欺や投資・ロマンス詐欺を防ぐために撲滅対策官に任命されました。

草津警察署では、特殊詐欺に巻き込まれる若者を防ぐために若手騎手3人を任命し、被害防止のために活動を行っています。

県内で特にSNS型投資・ロマンス詐欺が急増しており、被害額も膨大なものとなっています。

ウマい話には乗るな!特殊詐欺撲滅対策官にJRA騎手

県内でも急増している特殊詐欺や投資・ロマンス詐欺を防ごうと、JRAの若手騎手が「撲滅対策官」に任命されました。

草津警察署で、「特殊詐欺撲滅対策官」の任命を受けたのは、JRA=日本中央競馬会所属の若手騎手、団野大成さん、小沢大仁さん、河原田菜々さんの3人です。

若者が特殊詐欺などの犯罪に巻き込まれる事件が増加していることから、草津署では、同じ世代の騎手を「特殊詐欺撲滅対策官」として任命。ポスターなどに起用して被害防止に役立てたいというものです。

任命式の後、3人が訪れた滋賀銀行草津支店には、早速、3人による特殊詐欺への警戒メッセージが流れる音声装置が設置されました。

警察によりますと、県内では特に、SNSなどで恋愛感情を抱かせながら投資に誘導するといった「SNS型投資・ロマンス詐欺」が急増していて、きのうも、野洲市の62歳の男性会社員が、SNSで持ち掛けられた投資話にだまされ、およそ3600万円の被害にあったことが分かるなど、今年8月末時点での確認件数は185件。被害額は合わせて、15億3100万円にも上ります。