鵜飼「見る」だけじゃない魅力、アイマスク着用で音や火「よりリアル」 岐阜市長良川、24日本格開催

AI要約

岐阜市の長良川で観光エンターテインメント「まっくらうかいin感覧船」が開催される。

暗闇の中で鵜飼を楽しむプロジェクトで、観覧船を利用して新たな魅力を体感できる。

定員6人で予約制のイベントで、11月からは月2回の体験イベントも予定されている。

鵜飼「見る」だけじゃない魅力、アイマスク着用で音や火「よりリアル」 岐阜市長良川、24日本格開催

 岐阜市の長良川で24日、視覚以外の感覚で鵜飼を楽しむ観光エンターテインメント「まっくらうかいin感覧船」が開かれる。7月のプレイベントを経て、観覧船での本格開催にこぎ着け「『見る』だけだった鵜飼を、よりリアルに感じて楽しんでほしい」と主催者は話す。

 有限責任事業組合「長良川リバースケープ」の宮部賢二さん(54)が発起人の「まっくらうかいプロジェクト」主催。案内役や司会補佐が、アイマスク着用の参加者を観覧船に誘導。暗闇の中で鵜飼の音やかがり火の温度、風を体感し、鵜飼の新たな魅力を知ってもらう。メンバーは観覧船でシミュレーションを行い、24日の本番へ準備を進めた。

 同市司町のみんなの森ぎふメディアコスモスで開いたプレイベントでは暗闇の中の鵜飼という疑似空間をつくった。参加者からは「初めての経験で楽しかった」などの声が上がったといい、発起人は「鵜飼を『見る』だけではもったいないと思ってもらえるように」と意気込む。

 午後6時30分開始。乗船代込みで参加費5千円。定員6人、予約制。また11月からは長良川うかいミュージアム(同市長良)で月2回、体験イベントを開催予定。