新たに16人を災害関連死に認定 自殺者1人も初認定

AI要約

県は4日、災害関連死の認定審査会を開き、16人を災害関連死に認定。そのうちの1人が自殺として初めて関連死と認定された。

審査会では27人の審査が行われ、ストレスや体力低下が原因で16人が認定された。また、持病の悪化が原因ではない4人が認定されなかった。

能登半島地震の犠牲者は374人で、災害関連死は147人となる見込み。

新たに16人を災害関連死に認定 自殺者1人も初認定

県は4日、災害関連死の認定審査会を開き新たに16人を災害関連死に認定しました。このうち自殺が1人で初めて関連死として認定されました。

4日の審査会では、七尾市・内灘町穴水町・能登町の27人を対象に審査が行われ、あわせて16人を災害関連死と認定しました。このうち、1人が自殺で初めて災害関連死として認められました。県は遺族の同意が確認できていないため詳細は公開していませんが「将来に悲観的になり辛い思いをしたということで非常に残念」とコメントしています。このほか認定されたのは、断水や避難所生活でのストレスによる体力低下というケースです。一方、地震前からの持病の悪化が原因だったとして4人は認定されませんでした。能登半島地震の犠牲者は、県内で374人となりこのうち災害関連死は147人となる見込みです。