東村で「ヤンバライズ展」 沖縄在住作家17人が出展

AI要約

沖縄在住の作家による作品展示会「ヤンバライズ展」が東村文化・スポーツ記念館で開催中。17人の作家が参加し、絵画や琉球ガラス、陶芸など約50点の作品を展示販売。作家と来場者の交流も楽しめる。

宮城葉月さんが主催し、アーティスト同士のコミュニティー形成と交流を目指す。イベント名は「やんばる」と「サンライズ」を組み合わせた。

作家と来場者の交流イベントが今月15日に開催され、作家たちの作品のこだわりや思いを紹介。宮城さんは地域に根差した企画を年に一度続けたいと話す。

東村で「ヤンバライズ展」 沖縄在住作家17人が出展

 沖縄在住の作家による作品展示会「ヤンバライズ展」が現在、東村文化・スポーツ記念館(東村平良、TEL 0980-43-2500)で開催されている。(やんばる経済新聞)

 今年で2回目となる同展。主催者で画家の宮城葉月さんが呼びかけ、沖縄在住作家17人が出展する。宮城さんは開催のきっかけについて、「アーティスト同士のコミュニティー形成と交流の場を増やし、アーティスト同士がもっとつながれる場をつくりたい」と話す。イベント名は、沖縄北部にある自然豊かな地域「やんばる」と、朝日が昇る東村にちなみ「サンライズ」を組み合わせて名付けた。

 会場には、絵画や琉球ガラス、陶芸などの約50点の作品を並べ、展示販売も行う。8月25日に行われた「作家さんの集う日」には約60人が来場しアーティストと交流を楽しんだ。

 今月15日は「作家さんの集う日」として、作家と来場者の交流イベントを行う。10人の作家が参加し、それぞれの作品のこだわりなどを紹介する。開催時間は13時~17時。

 宮城さんは「来館者とアーティストがより近く感じられるよう、作品の背後にあるストーリーや思いに触れることができる空間作りを目指した」と話す。「今後も地域に根差しながらこの企画を年に一度続けていき、村内や沖縄県本島南部や中部の人にも、県在住アーティストの魅力を広く伝えていきたい」とも。

 開館時間は10時~18時。水曜、今月16日休館。入場無料。9月24日まで。