県外産野菜の品薄続く…台風10号の影響
先週、台風10号の影響で沖縄県内に野菜や果物の流通に影響が出ており、県外産の生鮮食品が入荷遅れを引き起こしている。
県内に流通する野菜は九州や関東などの県外産が多く、入荷量が通常時の半分以下に減少している状況。
船便の再開により今週後半には入荷が回復し、品薄状態が解消される見込み。
先週、日本列島に上陸した台風10号の影響で、沖縄県内では県外産の野菜や果物の流通に影響が出ています。
▽神里晏朱記者
「台風の影響で生鮮食品の入荷に遅れが生じ、普段は県外産の野菜でいっぱいの倉庫に多くの空きスペースがみられます」
日本列島をゆっくりとしたスピードで進んだ台風10号の影響で、野菜や果物を県外から沖縄に運ぶ船便などに遅れが出ています。
沖縄共同青果によりますと、県内に流通する野菜は夏野菜を除き九州や関東などの県外産が多く、2日朝に中央卸売市場に入荷した県外産の野菜は通常時の半分以下だということです。
▽大成青果 大城善己専務
「本当であれば、先週の木曜日あたりは(野菜が)通常に入ってくる予定だったのですが、これがまったく止まりましたので、木・金・土・日・月の5日間ぐらい、全くモノが入ってこないという状況になっていた」
沖縄と県外を結ぶ船便の再開に伴い今週後半にはスーパーなどでの品薄も解消される見込みだということです。