【台風情報】台風10号(サンサン)東海道沖を時速15キロで東へ 進路予想(21時45分発表) 

AI要約

台風10号の進路と警戒事項が気象庁より発表されました。

台風の概況や影響を詳細に説明しています。

台風による大雨の予想降水量と注意喚起が含まれています。

【台風情報】台風10号(サンサン)東海道沖を時速15キロで東へ 進路予想(21時45分発表) 

気象庁は台風10号に関する情報を発表しました。【8月31日16時54分】

台風第10号は、潮岬の南東をゆっくり東へ進んだ後、9月2日にかけて本州を北上する見込みです。引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、東日本では、引き続き、9月1日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

[気象概況]

台風第10号は、31日15時には潮岬の南東にあって、1時間におよそ15キロの速さで東南東へ進んでいます。中心の気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

東日本太平洋側では、台風本体の発達した雨雲や、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の流れ込みにより、雷を伴った非常に激しい雨の降っている所があります。

西日本や東日本では、これまでの記録的な大雨により、地盤が緩んでいる所や増水している河川があり、土砂災害、浸水害、洪水災害の危険度が高くなっている所があります。

台風は、9月1日朝にかけて潮岬の南東をゆっくり東へ進み、その後9月2日にかけて本州を北上し、熱帯低気圧に変わる見込みです。

熱帯低気圧に変わった後も、東日本を中心に、熱帯低気圧周辺の雨雲や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の流れ込みにより、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

[雨の予想]

 西日本や東日本では、9月2日にかけて台風や熱帯低気圧の本体の雨雲や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の流れ込みにより、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。

また、東日本では、引き続き、9月1日午前中にかけて線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

 

9月1日18時までの24時間に予想される降水量(多い所)

  関東甲信地方 300ミリ

  東海地方   400ミリ

  近畿地方   200ミリ

 その後、9月2日18時までの24時間に予想される降水量(多い所)

  関東甲信地方 120ミリ

  東海地方   200ミリ

  北陸地方   150ミリ

  近畿地方   200ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。