トラック運転手に禁錮1年・執行猶予3年 白バイ隊員をはね死亡させた罪で 被告側は控訴の方針 札幌地裁

AI要約

3年前、北海道・苫小牧市の交差点でトラック運転中に白バイ隊員をはねて死亡させた男が禁錮1年、執行猶予3年の判決を受けた。

被告は直進してきた白バイと衝突し、運転していた男性警察官を死亡させた罪に問われた。

札幌地裁は運転の基本的な注意義務を怠ったとして有罪判決を下し、被告側は控訴する方針。

トラック運転手に禁錮1年・執行猶予3年 白バイ隊員をはね死亡させた罪で 被告側は控訴の方針 札幌地裁

3年前、北海道・苫小牧市の交差点でトラック運転中に白バイ隊員をはねて死亡させた罪に問われた男の裁判で札幌地裁は禁錮1年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと、砂川市の谷口訓被告(56)は2021年9月、ドライバーとして大型トラックを運転中に苫小牧市で交差点を右折する際、直進してきた白バイと衝突し、運転していた男性警察官を死亡させた罪に問われています。

弁護側は「時速およそ120キロで走って来るバイクを予想することは不可能だった」などとして無罪を主張していました。29日の判決で札幌地裁は「右折時に前方左右を注視し安全を確認するという運転の基本的な注意義務を怠った」などとして谷口被告に禁錮1年、執行猶予3年を言い渡しました。

被告側は判決を不服として控訴する方針です。