野生のイノシシ2頭、豚熱に感染 鹿角市の山林で捕獲 秋田
秋田県鹿角市で捕獲された野生のイノシシ2頭から豚熱ウイルスが検出された。
捕獲されたイノシシの豚熱ウイルス検出は県内での12、13例目となる。
鹿角市周辺には5つの養豚場があり、養豚されているブタはワクチン接種を受けているため健康に影響はない。
秋田県鹿角市で捕獲された野生のイノシシ2頭から豚熱ウイルスが検出された。
県によると、8月20日と21日に鹿角市の山林で捕獲された野生のイノシシ2頭の遺伝子検査を行ったところ、豚熱ウイルスが検出された。県内での豚熱の確認は12、13例目。
捕獲場所から半径10キロ以内には5つの養豚場があるが、飼育されているブタは豚熱ワクチンを接種していて異常は確認されていない。
県内で飼育されているブタは豚熱ワクチンが接種されているため、移動や出荷に制限はなく、仮に感染したイノシシの肉などを食べても人の健康に影響はないという。