本部町の中学生が300年の伝統行事「シニーグ」に参加 豊作や地域の安全を祈願

AI要約

本部町の中学生が、町の無形民俗文化財に指定されている地域の伝統行事「シニーグ」に参加しました。

300年以上の歴史があるといわれる本部町具志堅区の「シニーグ」は、旧暦の7月25日に神々に歌や踊りを捧げて豊作や地域の安全を祈願する伝統行事で、町の無形民俗文化財にも指定されています。

町立の小中一貫教育校上本部学園では、生徒たちに地元の伝統行事について理解を深めてもらおうと、総合学習の一環として中学生3年生がシニーグに参加しました。

本部町の中学生が300年の伝統行事「シニーグ」に参加 豊作や地域の安全を祈願

本部町の中学生が、町の無形民俗文化財に指定されている地域の伝統行事「シニーグ」に参加しました。

300年以上の歴史があるといわれる本部町具志堅区の「シニーグ」は、旧暦の7月25日に神々に歌や踊りを捧げて豊作や地域の安全を祈願する伝統行事で、町の無形民俗文化財にも指定されています。

町立の小中一貫教育校上本部学園では、生徒たちに地元の伝統行事について理解を深めてもらおうと、総合学習の一環として中学生3年生がシニーグに参加しました。

シニーグでは、紺色の着物を着た地域の女性たちが集落内を練り歩き御嶽(ウタキ)近くの広場で、根神(ニーガミ)とよばれる女性を先頭に踊りを奉納しました。

▽参加した生徒

「引き継ぐ人が少なくなっていくなかで貴重な経験が出来たから、どんどん後輩とか、自分より小さい子たちに引き継いでいければと思います」

シニーグに参加できるのは女性だけという事で、女子生徒は実際に踊りにも加わり男子生徒は行事を見学しました。