藤井七冠が王位防衛で 2つ目の「永世」資格獲得 「ダブル永世」の最年少記録も2歳8カ月更新

AI要約

藤井聡太七冠が王位戦七番勝負の第5局で勝利し、永世王位の2つ目の資格を獲得した。

対戦相手は渡辺明九段で、結果は97手で藤井七冠の勝利となった。

藤井七冠は5連覇達成とともに、22歳1カ月で史上最年少となる「ダブル永世」の資格を獲得した。

藤井七冠が王位防衛で 2つ目の「永世」資格獲得 「ダブル永世」の最年少記録も2歳8カ月更新

将棋の藤井聡太七冠が王位戦七番勝負の第5局に勝ち、2つ目の「永世」資格を獲得しました。

今期の王位戦は、藤井七冠に渡辺明九段が挑戦しました。

神戸市で始まった第5局は、28日午後6時半ごろ97手で渡辺九段が投了し、藤井七冠が勝ちました。

これで藤井七冠はタイトル防衛とともに、5連覇を達成して「永世王位」の資格を獲得しました。

藤井七冠「永世称号を得られたことをうれしく思っていますし、この王位戦を通して、自分自身いろいろな経験を積むことができかなと思っています」

藤井七冠の「永世」資格獲得は、先月の「永世棋聖」に続いて2つ目です。

藤井七冠の地元・瀬戸市では、恒例のくす玉が割られ、名鉄・尾張瀬戸駅前では号外が配られるなどお祝いムードに包まれました。

藤井七冠のファン「きょう取れないと永世王位の獲得のチャンスが先になってしまうので、今回取れたのはすごくよかったと思う」

藤井七冠は22歳1カ月で、日本将棋連盟によりますと、「ダブル永世」の資格を得た最年少の記録をこれまでより2歳8カ月更新したということです。