【大分】台風10号 大雨長引き危険な降り方に

AI要約

台風10号が奄美大島付近にあり、北上しながら発達している。大分県内には金曜日に最接近し、大雨に警戒が必要。

予想される降水量は28日に急増し、金曜日には200ミリから300ミリの大雨が予想される。一日でひと月分の降水量を超える可能性も。

暴風域に入る確率が高く、木曜日から金曜日にかけて30メートル前後の風が吹く危険な状況になる可能性がある。

【大分】台風10号 大雨長引き危険な降り方に

非常に強い台風10号は奄美大島付近にあり、このあとも発達しながらゆっくり北上する予想です。

台風が予報円の中心付近を進みますと、大分県内には金曜日の午後に最接近しそうです。

今回は速度が遅い台風で同じ場所に長く留まって雨量がまとまりそうなんですよね?

特に大雨に警戒が必要なんです。

予想降水量を見てみますと、28日からまとまった雨になりそうで、日に日に降水量が増しそうです。

特に台風が最接近する金曜日は中部・北部・西部で200ミリ、南部では300ミリが予想されています。

大分市内での、8月のひと月分の降水量は平年ですと165.7ミリなので、わずか1日でひと月分の量を超えるような雨が一気に降ってしまう恐れがあるということになります。

台風の進路によってはさらに雨量が増える可能性もありますので注意が必要です。

暴風域には入りそうでしょうか?

暴風域に入る確率を見てみますと、紫色の表示が70から100%、赤が30から70%なんですが、大分県内は赤色の表示で、木曜日から金曜日にかけて暴風域に入る確率がかなり高くなっています。

看板など大きなものでも飛ばされるおそれがある30メートル前後の風が吹く危険な状況になるかもしれません。

27日午後7時からの雨と風の予報を見ていきます。

大分県内はもうすでに台風の影響を受けていて、27日夜は中部や南部で雨脚が強まりそうです。

湿った空気が流れ込んでいるので、28日は各地で雨が降り各地で雷を伴って激しく降る時間もありそうです。

風も次第に強まる予想で、特に木曜日と金曜日は暴風に警戒してください。