【山形】瀬見温泉の旅館、土砂の撤去

AI要約

7月の大雨で土砂が流れ込むなどの被害を受けた最上町・瀬見温泉の旅館で、駐車場の土砂の撤去作業が終わりました。

最上町・瀬見温泉の老舗旅館「観松館」では、裏山で大規模な土砂崩れが発生し、大浴場や駐車場に大量の土砂が流れ込みました。

大雨から1カ月。旅館では宿泊予約のキャンセルに追われながらも着実に復旧への歩みを進めてきました。

【山形】瀬見温泉の旅館、土砂の撤去

7月の大雨で土砂が流れ込むなどの被害を受けた最上町・瀬見温泉の旅館で、駐車場の土砂の撤去作業が終わりました。

大雨から1カ月が経つ中で、課題も見えてきました。

最上町・瀬見温泉の老舗旅館「観松館」では、裏山で大規模な土砂崩れが発生し、大浴場や駐車場に大量の土砂が流れ込みました。

町は8月19日から6日間、国の事業を活用して駐車場の土砂の撤去を行い、作業はおおよそ終了したということです。

今後は土砂の影響で破損したアスファルトの舗装なども行う方針です。

【井上記者】「現在従業員らが浄化槽から旅館のほうにつながるパイプの清掃活動にあたっています。」

【インタビュー】「(この1カ月)ちょっとみんな大変だった。」

「頑張るしかないの一言。復興に向けて一日一日やるだけ。(旅館営業中は)調理を担当しているので(大雨の)前以上にいいものを作ってお客様に喜んでいただけたらなと思う。」

大雨から1カ月。

旅館では宿泊予約のキャンセルに追われながらも着実に復旧への歩みを進めてきました。

【ゆめみの宿 観松館 高橋裕社長】「日に日に復旧が進んでいくのが見えて進捗としてはいいほうなのではないかと思う」

その一方で壊れた浄化槽の整備にかかる費用など課題も明かになってきました。

【ゆめみの宿 観松館 高橋裕社長】「(今後も台風など)なにがあるか分からないのでちょっと不安ではある。保険とかも一部使えるものは使ってというかたちだが、資金的なところの工面をどうしていくかを考えていかなくてはいけない。」