詐欺グループの“受け子” 15歳の中学生を詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕 愛知県警
15歳の中学生が81歳の男性から300万円をだまし取ろうとした詐欺未遂で現行犯逮捕された。
男性は詐欺グループに560万円をだまし取られた被害者で、24日に警察に相談していた。
中学生はSNSで知り合った人物に紹介され、被害者から現金を受け取ろうとしたことを認めている。
26日、名古屋市西区に住む81歳の男性から現金をだましとろうとしたとして、15歳の中学生が現行犯逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、自称・埼玉県に住む15歳の中学生です。
警察によりますと、中学生は西区に住む81歳の男性から、現金300万円をだましとろうとした疑いがもたれています。
別の人物が男性の息子になりすまして電話をかけ、「現金を至急必要としているので、代わりに行く弁護士の息子に現金300万円を渡してほしい」などとうそを言い、中学生は弁護士の息子になりすまして金を受け取る、いわゆる「受け子」とみられています。
男性は今月21日から23日にかけて4回にわたり、あわせて560万円を詐欺グループとみられる人物にだましとられる被害にあったということで、24日に警察に相談していました。
調べに対し、中学生は「SNSで知り合った人物に紹介された。おじいさんから現金を受け取ろうとしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。