8月の猛暑日数が “観測史上最多” に 台風10号接近で「フェーン現象」27日まで猛暑続く見込み 熊本

AI要約

熊本県では猛暑が続く中、台風10号の影響もあり、記録的な暑さが続いている。

熊本市や甲佐町などで最高気温が37℃に達し、観測史上最も多い猛暑日を更新。

フェーン現象による猛暑で、強い台風10号が北上し、29日ごろに最も接近する見込み。

今週は台風10号が九州に接近し上陸するおそれがあります。この台風の影響もあり、熊本県内は猛暑が続き、記録的に暑い8月となっています。

子どもたちも水を触りたくなるような暑さ。

きょう(26日)も県内は猛暑が続き、最高気温は熊本市や甲佐町で37℃まで上がりました。

「すっごく暑いです。日差しもカンカン照りなので大変です」

栃木から「暑さがちょっと違いますね。観光も体力勝負で」

きょうで熊本市は今月25日目の猛暑日を観測。8月の猛暑日の日数は、2018年の24日を上回り、観測史上最も多い記録を更新しました。

森明子気象予報士「木が揺れるほど風が強く吹いているんですが、これが涼しい風ではなく、熱風が吹き付けるような感じです」

台風に吹き込む東風によるフェーン現象で気温が上昇。あすまで猛暑が続きそうです。

強い台風10号は発達しながら北上し、29日(木)ごろ熊本県に最も接近する見込みです。

鉄道や航空各社はあす(27日)から影響が出るおそれがあるとして、今後の情報に注意するよう呼びかけています。