地上の消防士と連携 防災ヘリ参加で大規模救助訓練 山口市

AI要約

山口県の消防防災ヘリと地上の消防士が協力して救助活動をする大規模な合同訓練が山口市で行われました。

訓練では山口湾でのけが人救助が想定され、消防隊員らがボートとヘリを使い連携して救助活動が行われました。

現場での映像共有やドローンの使用など、最新の技術を取り入れた訓練が行われ、連携の重要性が強調されました。

地上の消防士と連携 防災ヘリ参加で大規模救助訓練 山口市

山口県の消防防災ヘリと地上の消防士が協力して救助活動をする大規模な合同訓練が山口市でありました。

訓練には山口市消防本部と南消防署、県の消防防災航空隊などから35人が参加しました。

山口湾で釣り船が岩場に乗り上げけが人が出たという想定です。

消防の隊員らがボートで救助に向かいますがけがのひどい1人はボートでの救助は難しく、県の消防防災ヘリきららが病院までの搬送を担います。

救急救命士ら救助隊を上空からつり上げ現場へと向かいます。今回の訓練では隊員の体につけたカメラやドローンの空中からの映像をその場で伝送して共有します。

負傷者はヘリで病院に運ばれ訓練は終了しました。

南消防署 松井聡 救助小隊長

「今回のようにドローンですとかスマホ、タブレットをつかった消防救助活動の高度化、こういったことも必要となってきますので、日々の備えが需要だと考えています」

県防災危機管理課によりますと昨年度は救急・救助で防災ヘリが31件出動しています。地上と上空で協力するケースも多く、連携を深めたいとしています。