夏休み終え元気に登校 全市立小・中学校で始業式【宇部】

AI要約

宇部市内の全市立小・中学校で2学期の始業式が行われ、子どもたちは元気に登校し、再会を喜び、新学期への気持ちを新たにした。

厳しい残暑の中、神原小では具体的な目標設定を呼び掛け、生徒たちは自主的に掃除や学級活動に取り組み、夏休みの思い出を語り合った。

個々の生徒は新学期に向けてやる気満々で、様々な目標を掲げ、充実した2学期を過ごす意気込みを持っている。

夏休み終え元気に登校 全市立小・中学校で始業式【宇部】

 宇部市内の全市立小・中学校で26日、2学期の始業式が行われた。厳しい残暑が続く中、子どもたちは元気に登校。久しぶりに会う友達や先生との再会を喜び、新学期への気持ちを新たにした。

 

 神原小(大中正浩校長、317人)では、午前8時40分から体育館で開式。大中校長は「全員の顔が見られてうれしい。2学期の目当てを立てる際、例えば『二重跳びが上手になるために10分間毎日練習する』など、具体的な数字や時間を入れることで、なりたい自分を具体的にイメージしやすくなる。日々努力を重ね、実りの多い2学期を過ごしてほしい」と呼び掛けた。

 

 式の後は各クラスに戻り、教室と廊下を30分かけて掃除。学級活動では児童が宿題を提出し、今学期の学習や生活の目標を発表した。「祖母と一緒に花火で遊んだ」「プロ野球観戦をした」などと夏休みでの出来事を語り合う姿も見られた。

 

 中藤優里さん(6年)は「岡山旅行でアウトレットに行き、お気に入りのTシャツを買ったのが一番の思い出。2学期は苦手な早寝早起きを心掛け、勉強は国語を頑張りたい」と張り切っていた。

 

 私立の慶進中は28日、宇部フロンティア大付属中は29日に始業式が行われる予定。