「優しくふれあうことが大切」動物のお医者さん 体験教室
愛媛県動物愛護センターで開かれたイベントでは、子どもたちが獣医師の体験を通して動物とのふれあい方を学んでいました。
参加した子どもたちは、イヌの健康診断に挑戦し、体重測定や身体検査などを通じて獣医師の仕事について学びました。
イヌの健康状態を記録したり、イヌのふんを観察したりしながら、子どもたちは楽しみながら学んでいました。
子どもたちに獣医師の体験を通し、動物とのふれあい方を学んでもらおうというイベントが25日、愛媛県動物愛護センターで開かれました。
「動物のお医者さん体験教室」には、小学生およそ20人が参加し、現役の獣医師などに教わりながら、まず、イヌの健康診断に挑戦しました。
体重測定では、イヌをそのまま「はかり」に乗せることが難しいため、イヌを抱っこした状態で量った後自分の体重を引いて計算していました。
また、聴診器を使って心臓の鼓動の回数を数えたり、実際に身体を触って太り具合を確かめたりと、5つの項目にわたり健康状態を記録しました。
(参加した児童)
「体重を量るのが一番楽しかったです。将来お医者さんになるかもしれないのでその時に活かしたい」
「イヌを検査するには嫌がる時があるので、優しくふれあって検査することが大切なんだと分かりました」
このほか、高学年の児童はイヌの「ふん」を顕微鏡で観察し健康状態を確認するなど、参加した子どもたちは、獣医師の仕事への理解を深めるとともに動物とのふれあい方を学んでいました。