前回の岐阜県知事選踏まえ一致団結を 自民党県連選挙対策委が初会合

AI要約

来年2月に任期満了の岐阜県知事選に向けて、自民党県連が選挙対策委員会を設立し、前回の選挙反省を踏まえつつ候補選定を進める意向を示しました。

前回の保守分裂を受けて、今回は一致団結を目指し、選定プロセスを透明化し、県民に分かりやすく提供する方針を明らかにしました。

渡辺猛之参議院議員も出馬意欲を示し、検討中であることを述べ、次回の会合では更なる進展が期待されています。

前回の岐阜県知事選踏まえ一致団結を 自民党県連選挙対策委が初会合

  来年2月の任期満了に伴う岐阜県知事選で、自民党県連は選挙対策委員会の初会合を24日、岐阜市で開き、前回知事選の反省を踏まえて選定を進めると明らかにしました。

  非公開で行われた会合後、報道陣の取材に応じた自民党県連会長の武藤容治衆議院議員は「前回の知事選では分裂したので、この反省を踏まえて、今回は一致団結してまとまっていきたいという意見が出た」と説明しました。

  この上で、「選定などのプロセスは密室にしないで県民に分かりやすく進める」とし、次の会合を来月に開くと話しました。

  会合には、県知事選への出馬に意欲を示す渡辺猛之参議院議員も出席し、「出馬は検討している。当事者になるかもしれない」と述べたということです。

  前回の県知事選では、1966年以来55年ぶりの保守分裂となりました。