福田病院で新生児が沐浴中にやけど 別の病院に救急搬送【熊本】

AI要約

熊本市の福田病院で新生児が沐浴中にやけどを負い、別の病院に救急搬送されたことが明らかになった。

新生児は救急搬送され、皮膚がむけるなどして小児集中治療室で治療を受けている。

福田病院は手順を怠ったことを認め、家族に経緯を説明し、謝罪した。

福田病院で新生児が沐浴中にやけど 別の病院に救急搬送【熊本】

22日、熊本市の福田病院で新生児が沐浴中にやけどを負い、別の病院に救急搬送されていたことが分かりました。

福田病院によりますと、22日午前、看護師が生後およそ2週間の女の子を沐浴させた後、下半身が赤く変色しているのに気づき、熊本市内の総合病院に救急搬送。

女の子は皮膚がむけるなどしていて、小児集中治療室で治療を受けているということです。

福田病院では沐浴は、38度から40度の水温で行うことが定められていて、看護師は「温度計が40度を示していた。手袋をした手でお湯に触れて熱さも確かめた」と病院に説明。

その一方で、手袋をしていない肘などの部分をお湯に直接つけて温度を確認すると定めた手順を怠ったということです。福田病院は女の子の家族に経緯を説明し、謝罪。

TKUの取材に対し、「女児や家族に大変申し訳ない。誠心誠意対応するとともに、院内マニュアルの徹底に努める」とコメントしています。