鹿沼市長会見 窓口行かずにオンライン申請開始へ 大芦川条例4ヵ月・鹿沼秋まつりのコラボ麺

AI要約

鹿沼市では、市の公式LINEを活用したオンライン申請サービスを9月から開始することを発表しました。手続きの幅が広がることで利便性が向上する見込みです。

市は大芦川の環境保全にも力を入れており、違反行為には最大5万円の過料を科す条例を施行しています。川遊びが多いエリアでの取り組みなど、環境対策が進められています。

また、鹿沼秋まつりに向けて、特別なコラボ商品が販売されるなど、地域イベントも盛り上がりを見せています。

鹿沼市の松井正一市長は23日、定例の会見を開いて、9月から窓口に行かなくても市の公式LINEから申請や行政手続きができるようにする取り組みを始めると発表しました。

鹿沼市によりますとLINEを使ったオンライン申請は、全国でおよそ250の自治体が取り入れていて、県内では那須町が導入しています。

まずは、9月2日から水道の使用の開始や休止の申し込みや道路や河川の危険箇所の通報などで実施します。10月からは住民票や戸籍といった証明書の発行、粗大ごみの回収の予約などが市の公式LINEで行えるようになります。

本人確認にはマイナンバーカードを使い、証明書発行の手数料と郵送料の支払いはクレジットカードや電子マネーなどのオンライン決済を活用します。

鹿沼市では「まずは鹿沼市の公式LINEを友達登録してサービスを利用して欲しい」としています。

また、鹿沼市は今年4月、川遊びなどで多くの人が訪れる大芦川の環境を守るため場所や時間に決まりを設け違反した人には最大5万円の過料を科す条例を施行しましたが、19日時点で503件の声掛けと83件の口頭指導を行ったということです。

パトロールによりごみの放置や路上駐車は減少しましたが、そのほかの河川についても人が集まりやすいエリアがあることから、今年度、導入する人の流れを把握できるシステムを使った分析や住民アンケートの結果と合わせて環境保全地域を見直していく方針です。

そのほか10月12日と13日に開かれる「鹿沼秋まつり」に向けて、東洋水産のカップ麺「赤いたぬき」「緑のたぬき」とのコラボ商品がお目見えしました。秋まつりの写真などが蓋の部分に印刷されていて、この商品は今週から県内のスーパーなどで販売されています。